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記事まとめ

日記に書くことがない日の書き方は?

最終更新日:2026年8月15日  読み終わるまでの目安 3分

書くことがない日は、書くことを探さなくていい

日記を開いて、手が止まる日があります。

今日は特に何もなかった。

そう思って、そのまま画面を閉じてしまう人は多いです。

結論から言うと、書くことがない日は、書くことを探さなくていいです。

「書くことがない」と、そのまま書けばいい。

それだけで、その日の記録は成立します。

この記事では、なぜ「書くことがない」と感じるのかを整理したうえで、今日すぐに使えるお題を30個紹介します。

なぜ「書くことがない」と感じるのか?

「書くことがない」と感じる背景には、ひとつの思い込みがあります。

日記は、出来事を報告する場所だという思い込みです。

大きな出来事があった日は、書くことに困りません。

旅行に行った日、誰かと言い合いになった日、何かがうまくいった日。

そういう日は、自然と手が動きます。

問題は、それ以外の、なんでもない日です。

特別な出来事がないと、書くことがないと感じてしまいます。

けれど、日記に書けるのは出来事だけではありません。

出来事ではなく、頭の中で起きていることを書くという選択肢があります。

今日、何を考えていたか。

何に少しだけ苛立ったか。

何を、誰にも言わずに飲み込んだか。

出来事は毎日は起きなくても、頭の中はほとんど毎日動いています。

書くものが尽きているのではなく、探す場所がずれているだけです。

なお、続けること自体の難しさについては、別の記事「日記・ジャーナリングが続かないのはなぜ?」で整理しています。

ここでは、今日書く中身のほうに絞って見ていきます。

今日書くお題30

出来事ではなく、頭の中を書く。

そう決めても、最初は何から書けばいいか迷うかもしれません。

そこで、五つのカテゴリに分けて、今日すぐ使えるお題を用意しました。

どれか一つを選んで、思い浮かんだことをそのまま書いてみてください。

### 気持ち

  • 今、いちばん強い感情は何ですか
  • 今日、ほっとした瞬間はありましたか
  • なんとなく苛立ったことはありましたか
  • 今の気分を、天気にたとえると何ですか
  • 今日、誰にも言わなかった本音は何ですか
  • このごろ、何にいちばん疲れていますか

### 体

  • 今日、体のどこがいちばんこっていますか
  • ちゃんと眠れましたか
  • 今日、何を食べて美味しいと思いましたか
  • 体が軽い瞬間と重い瞬間、どちらが多かったですか
  • 今、肩の力は抜けていますか
  • 深呼吸をしたのは、いつが最後ですか

### 人

  • 今日、誰の顔を思い浮かべましたか
  • 最近、話したいのに話せていない人はいますか
  • 誰かの言葉が、今日ずっと頭に残っていますか
  • 会いたい人と、会いたくない人はそれぞれ誰ですか
  • 今日、誰かに感謝したい瞬間はありましたか
  • 誰かに言われて嬉しかった一言は何ですか

### 過去と未来

  • 一年前の自分に、何と声をかけますか
  • 来週の自分に、何を頼んでおきたいですか
  • 子どものころ好きだったことは何ですか
  • 今、いちばん先延ばしにしていることは何ですか
  • 十年後、今日という日をどう思い出すと思いますか
  • もう一度やり直せるなら、何を変えますか

### 五感

  • 今日、いちばん心に残った音は何でしたか
  • 今日目にした景色で、覚えているものはありますか
  • 今日、いい香りだと感じた瞬間はありましたか
  • 手で触れて、心地よかったものはありますか
  • 今日の空の色を覚えていますか
  • 今、部屋の中で聞こえる音は何ですか

お題より大事な考え方

お題を並べましたが、リストよりも大事な考え方があります。

多くの解説記事は、お題の数や種類に焦点を当てますが、実は、書く分量や形式のほうが、お題そのものより重要です。

具体的には、次の三つです。

  • 一行でいい。お題に対して、思いついた一言だけで記録は完成する
  • 「特になし」も、立派な記録になる。何も浮かばなかったという事実も、その日のあなたの状態を表している
  • 書けない日を、責めない。書けなかった日があっても、それまでの記録は消えない

お題を見ても、答えが出てこない日もあります。

そのときは、無理に答えを作らなくていいです。

「今日はどのお題にも、答えが浮かばなかった」

そう書くだけでも、記録としては十分です。

書くことに迷った日も、書ける場所

ここまで、「書くことがない」と感じる理由と、今日から使えるお題を見てきました。

最後に一例として、私たちがつくっている「金継ぎジャーナル」というAI日記アプリを紹介します。

「金継ぎ」とは、割れた器を漆や金で継いで直す、日本の伝統的な修復技法です。

傷や失敗を隠すのではなく、歴史や誇りとしてとらえる生き方のメタファーとして、近年海外からの注目を集めています。

このアプリは、書くことに迷った日でも、書くこと自体はやめなくていいように設計しています。

  • 記録は1日ひとことで完了します。むしろ、1回を大切に書けるように、あえて1日1回しか書けない設計になっています。
  • 共有機能がなく、他人に読まれる心配なく書けます
  • 通知がなく、連続記録も表示されません。書けなかった日を気にする仕組みがありません
  • 書いた言葉には、AIが内省の言葉と問いかけを返します。その問いかけが、次に書くことの種になります

書く画面はシンプルで、今の気持ちをひとこと入力するだけで、その日の記録が完了します。

書いた言葉には、AIが内省の言葉を返します。診断や説教、何かへの勧誘はしません。

心身の危機を示すことばに触れたときは、AIの応答を止めて、専門機関の窓口を案内します。

書くたびに、器のピースが1つずつ金の線で繋がれていき、14日でひとつの器が完成します。

今日は「特になし」のひとことから、書いてみませんか。

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