結論:ジャーナリングには、実は多くの流派がある
ジャーナリングというと、「モーニングページ」と「筆記開示」の2つが代表として紹介されることがよくあります。(この2つについても下で解説します。)
多くの解説記事はこの2つだけを取り上げがちですが、実はジャーナリングの世界には、目的も書き方も異なる流派がほかにも数多くあります。
流派を知っておくと、自分に合う型を選びやすくなります。
では、実際にどんな流派があるのでしょうか。
この記事では、代表的な8つの流派を、やり方と向いている人つきで整理します。最後に、流派の選び方も紹介します。

代表的な8つの流派
流派ごとに、「やり方」と「そのやり方に向いている人」をお伝えします。
1. モーニングページ
ジュリア・キャメロンが著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい』で紹介した方法。朝起きてすぐに、頭に浮かんだことを3ページ分、手を止めずに書き出します。読み返しや、後から文章を整えることはしない。
向いている人: 頭の中の雑念を、朝のうちに吐き出しておきたい人。
2. 筆記開示(エクスプレッシブライティング)
心理学者ジェームズ・ペネベーカーが研究した方法。つらかった経験や、心に残っている感情的な出来事について、15分から20分程度、一定時間書き続ける。
向いている人: 特定の出来事を、時間をかけてきちんと整理したい人。
3. 感謝日記
その日にあった、よかったこと・感謝したいことを、3つ程度書き出す方法。出来事の大きさや、文章の長さは自由。
向いている人: 気持ちを前向きな方向に向けたい人。何を書くか迷いたくない人。
4. ブレインダンプ
頭の中にある考え・不安・タスクを、整理せずにとにかく書き出す方法。文章になっていなくてもいい。
向いている人: 考え事が多くて、頭の中が忙しい人。
5. バレットジャーナル
ライダー・キャロルが考案した手帳術。タスク・予定・記録を、記号を使った箇条書き(ラピッドロギングと呼ばれます)で1冊のノートにまとめる。
向いている人: 日記と、手帳やタスク管理を1冊で兼ねたい人。
6. 5年日記・1行日記系
1日の記録を1行から3行程度に絞り、同じページに複数年分を並べて書く方法。去年・一昨年の同じ日を見比べられるのが特徴。
向いている人: 長く書く時間がない人。年をまたいだ自分の変化を見たい人。
7. セルフコンパッション・ジャーナル
つらかった出来事に対して、自分への思いやりを向けて書く方法。今、何に苦しんでいるか。これは誰にでも起こりうることか。どうすれば自分をいたわれるか。この3つの視点で書き進める。
向いている人: 自分を責めがちな人。自分への優しい言葉を練習したい人。
8. 問いかけ型(プロンプトジャーナリング)
あらかじめ用意された問い(例: 今日いちばん心が動いたのは何か)に答える形で書き進める方法。
向いている人: 何を書けばいいか分からず、手が止まりがちな人。
どう選べばいいか
流派の数だけ見ると、迷ってしまうかもしれません。選ぶときの軸は、大きく2つです。
(1)続けやすさで選ぶ → 分量の少ない流派から始めるのがおすすめ
- 「1行日記」「感謝日記」「問いかけ型」 → 分量が決まっていて、迷わず書ける
- 「モーニングページ」「ブレインダンプ」 → 分量は多いが、正解を求められない
- 「バレットジャーナル」「5年日記」 → 続けるほど、記録としての価値が増す
(2)目的別に選ぶ → それぞれ対応する流派がおすすめ
- 頭の中を整理したい → 「ブレインダンプ」
- つらい気持ちを立て直したい → 「筆記開示」「セルフコンパッション・ジャーナル」
- 前向きな気分を育てたい → 「感謝日記」
- 生活全体を1冊で管理したい → 「バレットジャーナル」
- 長い時間軸で自分の変化を見たい → 「5年日記」「1行日記系」
- 何を書けばいいか迷う → 「問いかけ型」
どれかひとつを厳密に守る必要はありません。感謝日記の問いに、ブレインダンプのように思いつくまま答える。そうした組み合わせ方も自由です。
どの流派でも、最小の一歩は1日ひとことから
ここまで見てきたように、ジャーナリングにはさまざまな流派があります。ただ、どの流派にも共通する土台はひとつだけです。
それは、まず1日ひとこと、書き始めてみることです。
そうした考えから、1日ひとつ今の気持ちをひとことだけ書く日記アプリをつくりました。
それが、「金継ぎジャーナル」というAI日記アプリです。
金継ぎとは、割れた器を漆や金で継いで直す、日本の伝統的な修復技法です。
その様子が、傷や失敗を隠すのではなく、歴史やほこりとしてとらえる生き方のメタファーとして、近年海外からの注目を集めています。
そこからインスピレーションを得て、続けやすい、どの流派もうまく取り込んだ設計にしました。
書く画面はシンプルで、今の気持ちをひとこと入力するだけで、その日の記録が完了します。

書いた言葉には、AIが過去の記録も踏まえて内省の言葉を返します。書くたびに、器のピースが1つずつ金の線で繋がれていき、14日でひとつの器が完成します。
どの流派が合いそうか、まずは試しに、ひとことだけ書いてみませんか。
▼金継ぎジャーナル(AI日記アプリ)無料でずっと使い続けられます。いまはオープン記念で、プレミアム版も無料でお試しいただけます(8月31日まで)。https://kintsugi-journal.com/?via=guide-4
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